点字名刺プロジェクト 



2018年8月1日 ~ 8月31日の作業日誌



2018年8月31日の作業風景です。


お客様からお預かりしたお名刺に、視覚障がい者がココロを込めて点字を刻印しております。点字名刺を利用することにより、お客様にとってもメリットがあります。また、障がい者のお仕事になりますので、社会にとってもメリットがあります。


働いている障がい者・お客様・そして社会全体が幸せになるアイテムとして、社会に根付いていければと考えております。


中央省庁における障がい者雇用の水増し問題が話題になっています。この問題の根本は、そもそも障がい者にあったお仕事そのものがないということです。法定雇用率が高くなってもお仕事がないので、いくら数字を高めても本質的な問題の解決にはならないのです。


だからこそ、大切になってくるのは新しいお仕事を作り上げることなのです。ここをおろそかにしてしまうと、50年経っても、100年経っても、まったく変化がありません。


私たちは点字名刺プロジェクトという、新しいお仕事を根付かせようとしています。視覚障がい者が点字の作業を行っておりますが、その作業の見守りは精神障がい者が行っているのです。


中央省庁が障がい者雇用を推し進めようとするならば、このココロスキップモデルを活用してほしいです。所属する公務員の名刺を、採用する視覚障がい者や精神障がい者。または知的障がい者がお仕事として作業を行えば、雇用率が増えるだけにとどまらず、国際的なイメージアップにつながるかと思います。


そのノウハウは無償でお教えいたします。
障がい者の方が幸せに働ける環境を作る為に。