点字名刺プロジェクト 



2015年7月28日・29日・30日・31日 8月4日・6日・7日の作業日誌


画像は8月6日の作業風景です

作業日誌をご覧いただきまして誠にありがとうございます。
前回、更新させて頂いた7月24日の作業の後、28日・29日・30日・31日 8月4日・6日・7日と作業を行う事ができました。


ご注文を頂きまして本当にありがとうございました。





点字用紙をリサイクルで作った緩衝材です。

2007年9月からスタートした点字名刺プロジェクト。およそ8年もの歳月が流れている事に驚かされるばかりです。


点字名刺の存在が、ほとんど知られていなかった8年前。 「人」・「もの」・「お金」がない中で、ほとんどゼロに等しいものを普及させる。今振り返れば、「本当に無謀なことをしているなぁ」 と実感しておりますし、今でもそう思っている所でございます。


しかし、苦しいながらも継続して点字名刺プロジェクトを運営していくと、継続して支えて頂くお客様が少しずつ増え、そして新規のお客様からのご注文がポツリポツリと入るようになりました。


気が付けば、昨年度はおよそ2400セットものお名刺に点字を刻印させて頂きました。そして、累計で1万セットを突破いたしました。。


視覚障がい者のお仕事の機会を作って頂き、本当に有難い限りです。


そこで、累計1万セットを記念して、いらなくなった点字用紙をリサイクルして緩衝材(100個)を作ってみました。点字名刺をこちらの緩衝材で梱包し、発送の手続きを行っております。


その他、数に限りはございますが、1万セットを記念して視覚障がい児母の会みのりの夢に作って頂いた点字メッセージカード。



点字メッセージカード


また、以前みのりの夢様に作って頂いた点字ポチ袋


点字ポチ袋



点字バースデーカード 
オタンジョービ オメデトーと点字を刻印してあります。



ココロスキップのスタッフが作った点字バースデーカードなどを、点字名刺と同封して発送を行っております。(無くなり次第終了となります)



女性の自立が20世紀のテーマだったとするならば、障がい者の自立こそが21世紀のテーマになるものと確信しています。女性が経済的に力をつけ、自立へと発展したことが、障がい者の世界でも必ず起こります。障がい者就労は時代の流れそのものです。


既存のお仕事に障がい者があわせるのではなく、障がい者の特性に合ったお仕事を作っていく。そんな気持ちを理念に掲げ、これからも点字名刺プロジェクトを運営していければと考えています。


お客様のお気持ちに感謝を申し上げます。