点字名刺プロジェクト 



2015年8月11日の作業日誌


画像は8月11日の作業風景です。

作業日誌をご覧いただきまして誠にありがとうございます。
前回、更新させて頂いた8月7日の作業の後、11日に作業を行う事ができました。


今週は注文数が少なかったのと、お盆休みの関係で、一日だけの作業となりました。8月は一年の中で注文数が少ない事もあり、不安を抱えながらのお盆休みになりそうです。来週は17日から通常通りの作業予定となっております。


17日には、点字名刺に興味を持って頂いた全盲の方が、点字名刺の見学にお越し頂く事になっています。働いて頂ければ嬉しいですし、働ける環境を作れればと思っております。


ご注文を頂きましてありがとうございました。




2015年8月9日、手づくり本の公募展。THE LIBRARY2015に行きました


2015年8月9日、手づくり本の公募展。THE LIBRARY2015にお邪魔してきました。(東京都渋谷区神宮前) 



個性ある手作り書籍がいっぱいです。その中で、ひときわ目立つ作品が。オリジナルの詩と共に、点字が刻印されている作品があったのです!



おつきさまのおくりもの ふくしまのこどもたちえ(画像クリックで拡大)


黒木アンさんの作品。
「おつきさまのおくりもの ふくしまのこどもたちえ」です。


(実はこの作品を直接見たくお邪魔を致しました)


上の画像に注目です。
向かって左が墨字(点字に対して普通に書かれた文字)で書かれたおつきさまの詩。そして、向かって右が点訳されたおつきさまの詩となっております。



画像クリックで拡大

オリジナルの詩に点字を融合させたまさに斬新な作品です。
「視覚の有無に関係なく、子供たちみんなに読んでもらいたい」と黒木さん。  点字サークルの方にお願いしたということでした。


(作品を製作するきっかけになったのは、点字名刺の存在を知ったからとの事でした))


点字が添えられたことにより、詩の優しい内容に拍車がかかり、思わず涙が出そうになりました。もしかしたら、点字にはココロそのものが備わっているのかもしれません。


さまざまなものに点字化されている昨今、ついにその流れがポエムにまで発展しようとは・・・・。 点字の存在そのものが様々な場所へと普及をし、共存社会が実現されている事を改めて実感いたしました。